◆ マナーを守って観察・撮影しましょう。 ◆
“やさしいきもち“は、私たちのフィールドマナーの基本です。
島根県の有名な探鳥地である斐伊川河口では、野鳥を撮影する際のマナーの悪さが目に余ります。
多くの野鳥ファンが訪れる場所では、写真を撮りたい一心で周りが見えない情況になってしまっている人がいるため、他の人が観察するのにも支障があるばかりでなく、被写体となっている野鳥にも大きな影響があることを理解していただきたいと思います。
畦道に入って壊しても平気な人がいます。崩れた跡の管理をする人のことを考えてみてください。
国内への渡来の少ない珍しい種は、主な生息地や渡りのルートから外れて飛来した場合が多く、鳥が弱ってしまっているケースもあります。その鳥に接近し過ぎて飛び立たせてしまうような撮影は避け、安心して十分に採食もできるように配慮すべきです。
このように野鳥への思いやりがない写真を他人に見せびらかしたり、ブログにアップロードしたりするようなことは、やめてください。
私たち島根県支部は、撮影マナーに著しく反するような人を見かけたら、声をかけてお話をするつもりです。
斐伊川河口に限らず、フィールドマナーについては、(公財)日本野鳥の会のホームページをご覧ください。